各社から様々なヨーグルトが販売されていますが、大概の商品には低糖・低脂肪バージョンのヨーグルトが存在します。
余計な糖分や脂質を摂取しなくて済むというのはとても良いコンセプトなんですが、このタイプの商品はもれなく人口甘味料が使われていることが多いです。
人工甘味料は体に悪いという主張と問題ないという主張が未だに対立していて結論が出ていないのが現状ですが、私は多少なら構わないがあえて摂取するものではない派です。
ただ、人工甘味料を使ってるヨーグルトに関しては食べる意味がないのでは?と思っています。
人口甘味料の問題点
では具体的に人口甘味料の何がいけないのかというと、
人によってはグルコース不耐症になる
ということです。
2014年に人工甘味料に関する論文がネイチャーに掲載されました。
この論文によると、普段は人工甘味料を摂取しない7人の健康なボランティア(28〜36歳の男性5人、女性2人)にサッカリンを体重1kg当たり5mgを摂取してもらい1週間の追跡調査を行いました。
すると、7人中4人は血糖反応が著しく低下、つまりグルコース不耐症のレベルが上がってしまったとのこと。
さらに、この4人は腸内環境が変化してしまったことも判明したそうです。
人工甘味料による影響があった人とそうでない人の違いは分かりませんが、分からない以上積極的に摂取するようなものではないということは分かります。
低糖ヨーグルトに入っている人工甘味料の量はこの実験と比べればはるかに少ないですが、腸内環境を良くするためにヨーグルト食べるのに、そこに人口甘味料が入っているというのは矛盾が生じていることになります。
腸内環境を良くしたい人がわざわざ食べるようなものではないことは明白です。
さいごに
以上が人工甘味料を使った低糖ヨーグルトを摂取しないほうがいい理由になります。
まぁ私は人工甘味料特有の味がそもそも嫌いなので低糖系食品を食べないんですけどね。
人工甘味料って結構いろんなものに使われていて完全に回避することはかなり難しいので、気にしすぎてストレスためるのもよくないと思います。
ほどほどに意識するくらいがちょうどいいのでしょうね。
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